新年明けましておめでとうございます。
新たな年がスタートし、今年1年の目標を立てられた方も多いのではないでしょうか。お問合せの際、「今年こそは海外留学に!」と思うものの、どんなことができるのか、何を目標にしたらいいのかというご質問をよく頂きます。お金と時間、働き慣れた職場環境や人間関係を、いったんリセットして飛び出すからには何かを得て帰ってきたい。そんなナースにオススメの看護留学プランをご紹介します。

オーストラリアの大学で看護学士(大学卒業資格)取得を目指す2つの道
オーストラリアの大学では、日本の大学、短期大学もしくは専門学校の看護課程を卒業し、正看護師の資格を持つ方に、看護学士コースへの編入学の道を開いています。
1つ目は、最短1学期(18週間)で修了できるコースで、短期間で学士を取得したい方に最適です。
2つ目は、オーストラリア看護助産協会が認める2年間の看護学士コースで、こちらは学士取得後、オーストラリアで正看護師として働きたいという方にお勧めです。
双方、帰国後は履歴書に大学名と学士取得の旨、記載することが可能となります。また大学卒業となるため大学院の修士課程に進むことも可能です。
※大学院によっては日本の大学卒業資格を求める学校もございますので、個別にご確認下さい。
当然、表面的なキャリアだけではなく、海外の大学で看護学士を取得するメリットは他にも沢山あります。
オーストラリアの大学で看護学士を取得する3つのメリット
- ●大学卒業という明確な目標を持つことで英語力を伸ばすことができる。
- ●海外の看護学学習を通じて、国際感覚を身につけることができる。
- ●学士を取得することにより自らの自信と将来のキャリアにつながる。
次のページからは3つのメリットについてそれぞれ説明させていただきます。
1. 大学卒業という明確な目標を持つことで英語力を伸ばすことができる。
大学への編入には英語力の規定が設けられているため、ほとんどの方が編入前に英語研修が必要となります。つまり大学への編入を目指す方は「海外生活をおくれるように」という漠然とした目標ではなく、「編入に必要な英語力の規定をクリアする」、「大学を卒業する」など、留学期間中、常に目標を持ち、その目標に向かって継続して英語力を伸ばすことができます。
大学への編入に必要な英語力の規定に達していない方の場合、通常、語学学校と呼ばれる語学を専門に学ぶことのできる学校に通い英語を勉強することから海外生活がスタートします。語学学校では母国語が英語ではない生徒を対象とし、様々な国の人々が共に学ぶ環境で、ネイティブの英語の先生が、英語で英語を教えてくれます。英語の勉強についていけないのではないかと不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、きちんとレベル分けされたクラスで学習をスタートすることができるため、英語初心者の方でも安心です。
語学学校で英語の勉強をしていると、最初の1-2週間は緊張しているものの、渡航後1ヵ月もすると緊張もほぐれ、国籍の異なる人々との学校生活に慣れてきます。初めての友達は、クラスの友達、つまり同じ英語レベルの留学生のため、2ヶ月くらいすると簡単な表現で簡単な会話ができるようになり、3ヶ月目になると、なんとなく楽しい日々を過ごすことができるようになってきます。
渡航前に抱いていた、
「英語で話しができるようになりたい」
「海外で生活してみたい」
「外国で英語を使って違う国の友達をつくりたい」
そんな希望が、叶いはじめます。
同じレベルの留学生同士であれば難しい単語や表現方法を知らなくても、なんとか会話ができるようになってくる3ヶ月目・・・。
明確に目標を持たない場合、渡航3ヶ月目くらいまでに身についた英語力でのそれなりに楽しい生活に満足してしまいがちです。対して、大学への編入を目標とした場合、編入に必要な英語力の規定を達成するため、入学後もネイティブや高い英語力を持つ留学生たちと肩を並べ英語で看護学を学ぶため、日々プレゼンテーション力の向上や医療英単語の強化のためと、明確な目標・目的を持つことで自然と渡航してから帰国するまで英語力を伸ばし続けることができるのです。

2. 海外の看護学学習を通じて、国際感覚を身につけることができる。
近年ニュースや新聞で頻繁に耳にする「グローバル人材」。今はまだテレビや新聞の中の話でも、今後5年後、10年後には、患者側にもナース側にも、外国人の方が増えていきます。そんなとき、その人の宗教的な背景を踏まえ、看護ができたら・・・、外国人が日本で働く際に感じる言葉の壁を、自らの留学経験をもとに共感し、支え合いながら共に働けたら・・・どんなに素晴らしいことでしょう。
グローバル人材には外国語、特に世界で幅広く通用する英語でのコミュニケーション力が不可欠です。英語力を判断するための様々なテストがあり、高得点を取ることが評価される一方で、試験では測れない実際の社会で応用できる「コミュニケーション力」が必要とされています。
求められるコミュニケーション力とは
・英語で自分の意見を論理的に説明できる力
・会議や討論の場で積極的に発言できる力
・自信をもって他国の人々とコミュニケーション取れる力
などが含まれています。
オーストラリアは5人に1人が外国生まれという非常にマルチカルチャーな国です。単一民族の日本とは全く異なる文化や習慣にあふれています。語学の勉強だけではなく、オーストラリアのようなマルチカルチャーな国の大学で看護学を学ぶことは、求められる力を習得する上で、非常に有効な手段となります。
なぜならば、異なる文化や習慣・価値観の中で看護学を学習し、自らの意見をまとめ発表し、互いの「違い」を認め理解しながら、協力し合い、時にぶつかり合い、互いが納得できる答えを見つけていく・・・。そんな経験が、将来、様々な国の人々と支え合いながら共に働くことのできる国際感覚の習得に繋がるためです。

3. 学士卒業することにより、自らの自信と将来のキャリアにつながる。
大卒ナースと専門学校卒ナース、どちらの方が仕事をできるのかというような議論がよくあると聞きます。
その問いを、ナースの皆さんに伺うと、臨床実務では違いはないと思うとお答えいただくことがほとんどです。しかし、10年以上キャリアのあるナースの方から、専門や認定を目指しているわけではないが、「学士を取りたい」「学歴にコンプレックスがある」というお話を頂くことも多々あります。
なぜでしょうか。
それは、ひとえに積み重ねてきた努力、そしてそこに築いてきた自信に対して、「根拠」を持ちたいからなのではないかと思います。
人としての評価や看護師としての評価は、決して偏差値や収入などの一本の評価基準で納めるものではないし知識編重するのはよくないように感じます。
ただ、自らが、目標を持ち、その目標に向かって必死に努力し、それを達成した、その証明を形に残すとするとそれは、資格や学歴になるのではないでしょうか。
例えば、ひとつのテーマを理論立てて組み立てて、長文レポートにまとめる作業は日本の専門学校ではなかなか行わないことだと、現在オーストラリアのW大学に通うKさんから伺ったことがあります。
日本の就労環境は、オーストラリアと比較した際、残念ながら労働者に優しい環境とは言い難いものがあります。
これに対して課題を明確にし、自分の主張を論理的に文章にまとめて根拠をもって人にプレゼンテーションできたとしたらどうでしょう。またそれを論文として文書に残すことができたらどうでしょう。今までは変わらない変えられないことに不満を抱いて、そこで終ってしまっていたものを変えられる力を身に付けられるかもしれません。
学士を取得するということは、課せられる多くの課題とプレゼンテーションをクリアするということ。
つまりアカデミックな意味で大卒レベルと認定されていることになるので、卒業までの日々の努力で身についた論理的思考過程、そして海外で学んだ日本の看護との違いを活かすことで、より充実したキャリアを積んでいくことができるはずです。
出産を経験した女性は、ちょっとやそっとのけがや病気なんてたいしたことない!と感じられるようになった、などといいますが、とことん頑張った経験は、将来、何をするときも自分自身の支えになるのだと思います。その支えが新たなチャレンジにまた勇気をくれる。自らを動かし成長させる原動力になるのでしょう。

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