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猪又孝元

北里大学医学部循環器内科 医師

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卯野木健

筑波大学附属病院 副 看護部長

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採血は、基本的な看護技術です。しかし、経験を積んだナースでも患者さんによっては、採血するのが難しいというケースも……。ここで、採血のポイントを再確認していきましょう。


Q. 採血時に血管の確認が困難な患者さんの場合、どのように対処するとよいでしょうか。

A. まず、肘関節の伸展や小枕のあて方が適正かどうかチェックします。

採血に適した血管の判断ポイントとは?

採血に適した血管が確認できない、あるいは選択しづらい患者さんは、脂肪層が厚い、動脈硬化、病態、繰り返された採血などにより、血管壁が脆くなっている状態にあります。血管壁が脆弱な場合、採血量が不足したり、内出血することがあります。

高齢者の場合は一般的に血管壁は脆弱で、脂肪層が薄く、皮膚の弾性が低下しているので、血管は表在化していますが、穿刺時に血管が動いてしまうことがあります。

また、血管が蛇行している人も多くなります。どうしても見えている血管を選択しがちですが、採血に適した血管なのかをきちんと判断することが必要です。できるだけ太く、まっすぐで、弾性のある血管を選びます。

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