
あなたの「看護観」とは?
「看護って、何なんだろう?」看護師になって、経験を重ねる毎に、その答えは自分の中で変わり続けています。卒後10年以上の、"ベテラン"のナースの方々に、自身の「看護観」について聞いてみました。仕事を通して様々な経験をし、立場も状況も変化したベテランナースの考える「看護」とは・・・?

私にとって、「看護」とは・・・
患者さんの支えになること
患者さんの反応も大事
患者さんが大切にさてれいると感じることができることを私は、目標に看護しています。
自分がしていると思っているだけでは自己満足なので、患者さんが感じることが出来るというところが、ポイントだと思っています、
あくまでも看護師は裏方
色々個々に違うニードを充足させるために考えて行動しますが、改善したときにあくまでも看護師は裏方に徹するということです。表に出ては意味ありません。恩着せがましいのはダメな部類です。
裏方に徹して患者様自身が乗り越えた壁を湛えることが看護と考えています。
患者さんの立場に立って行動する
常に安全、大事な命を預かっていることを忘れず、その原則の上で患者さんの身になって、私ならこうして欲しいと思うことをする。 またどうしてもわかって頂けない事もあるので、一旦患者さんの希望を受け入れてその上でどんなしたら患者さんにとって一番良いかを考えることも大切だと思います。
色々な経験をしてきたベテランナースだからこそわかることも・・・
看護師としてのプロ意識は忘れない
看護学生の時は患者さんと同じ視線で看護できるようになりたいと漠然に思っていました。
今は、看護のプロとしての視点ときずきを忘れずに患者さんに寄り添う看護ができることでしょうか。
優しいだけでは仕事はできませんし、看護者として観察や判断を的確にでき、かつ患者さんの視点や立場に立って援助できることが大事だなと感じています。
「心」を大切にする
一番大切にしていることは「心」です。看護学校の卒業式で恩師が「看護は底辺に心、両方に技術と知識の辺の三角形です。声は心なり。」と黒板に書いてくれました。その言葉は今も鮮明に覚えています。
どんなに知識と技術に優れていても、人としての心・看護師として人を慈しむ心を失っては、看護師失格だと思ってます。
経験をつんだ今だからこそ、悩んでしまう
「あなたの看護観は?」「あなたが思う看護とは?」といった質問に対しては、
看護学生の頃から一貫して「患者さんを、自分の家族や親友など、自分の回りにいる大切な人だと考えて接する」と答え続けてきました。
ですが、年齢を重ね、家族を亡くし、自分自身も身体を壊して入退院を繰り返して、その考え方が、いかに甘くて薄っぺらだったかを思い知らされました。
そんな私が、今「あなたにとって看護とは?」って聞かれたら、なんて答えるんだろう??模索中ですね…。
しいて言えるなら、看護どうこうよりも人としてですが、「自分がされて嫌なことは相手にはしない」ですかねぇ…。
これも、患者さんにとって苦痛を伴うケアとか辛い病名告知の場面とか、とても多いので、なかなか難しいですが…。
これは永遠の謎だと思います。看護とは、看護師とは、保健師とは・・・?看護とは治療でもなく、健康回復・療養のために必要な環境を整え、精神的・身体的ケアを行うもの。とはいえ、結局やっている内容はシーツ交換から採血まで便利屋のようで。
結局看護の定義は、業務としてやっていることに無理やり意義と目的を与えているような気もします。
ベテランの方々が共通しているのが、「学生、新卒のときと今の看護観が変化している」ということです。仕事を通して、考え方も変わっていくんですね。
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