佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
患者さんが緊張する身近な処置の1つに採血があります。採血をする看護師は、患者さんの緊張を和らげ、正確・安全に検体を採取することが求められます。
さぁ、あなたが採血担当です! 適切な声かけをしながらスムーズに採血を行いましょう。今回からは、これだけは知っておきたい! 採血に必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「おはようございます。佐藤です。採血に来ました」
まずは、あいさつと自己紹介。そして、患者さんにこれから何をするのか伝えてから採血をはじめましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Good morning. How are you? I am SATO.
I am going to take your blood.
「Good morning. How are you? 」は、あいさつのお決まりのフレーズです。セットで覚えておきましょう。
「採血する」という表現はいろいろあります。今回紹介したのは、「take your blood」というsimpleな表現です。ほかにも、「draw your blood」がありますが、日本人には「draw」の発音が難しく、正しい発音の練習が必要です。
ちなみに、「採血」は「Blood draw」、「血液検査」は「Blood work or Blood test」です。
「採血」を含む例文を紹介しましょう。
●Hello. I am here to draw your blood. 「こんにちは。採血をしに来ました」
●You have a blood test tomorrow morning. 「明日の朝に血液検査があります」
●Blood draw takes a couple of minutes. 「採血は2、3分で終わりますよ」

Quick Lesson-本日の豆知識-採血担当:Phlebotomist-
アメリカの採血事情を紹介します。
外来・入院患者にかかわらず、採血を担当するのは看護師ではありません。採血の専門職種:Phlebotomistです。
まず、外来患者の採血はクリニックでは行いません。患者さんに採血伝票を渡し、家の近くのLab(Laboratoryの略で、臨床検査を担当する場所)に行ってもらいます。入院患者の採血は、Phlebotomistがベッドサイドで行います。アメリカには、夜勤看護師が早朝に患者さんの採血に回る光景はありませんよ。
次回は、採血前の患者確認に必要なフレーズを紹介します。
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