佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
患者さんが緊張する身近な処置の1つに採血があります。採血をする看護師は、患者さんの緊張を和らげ、正確・安全に検体を採取することが求められます。
これだけは知っておきたい! 採血に必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「いままで採血で具合が悪くなったり、気を失ったことはありますか? 血が止まりづらいとかありませんか?」
採血時の合併症を今まで起こしたことがある場合、事前に予防措置をとり安全に採血を行うことが求められます。具体的な症状を把握し、採血リスクを予防しましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Have you ever felt sick or faint during blood draw?
Do you have difficulty stopping bleeding?
採血の合併症とは、血管迷走神経反射によって具合が悪くなったり、倒れたりした経験や、血が止まりづらいなどのリスクです。
「具合が悪くなる」は「feel sick」です。
「気を失う」は、一時的な意識消失、つまり「失神」を指しています。医学用語で「失神」は「syncope」ですが、患者さんは「faint」「pass-out」「black-out」などさまざまな言葉で表現してきます。多少の違いはありますが、どれも一時的な意識消失を意味します。
事前の予防処置として、始めから寝てもらい採血をしましょう。
その際の声かけはこちらです。
Please lay down on the bed for your safety. 「安全のためベッドに横になってください」
採血の合併症で一番多いのは、皮下血腫です。事前に出血傾向がないか確認しましょう。
「血が止まりにくい」には「difficulty stopping bleeding」を使いました。「difficulty ~ing」は「~しづらい」という意味で、いろいろな場面で使えます。
例えば、
●Do you have difficulty breathing?「息がしづらいですか?」
●Do you have difficulty swallowing?「飲み込みづらいですか?」
●Do you have difficulty walking?「歩きづらいですか?」
必要な確認事項が終わったら、次はいよいよ腕を出してもらい、採血を行いましょう。
次回は、血管を見るときのフレーズを紹介します。
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