佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
患者さんが緊張する身近な処置の1つに採血があります。採血をする看護師は、患者さんの緊張を和らげ、正確・安全に検体を採取することが求められます。
これだけは知っておきたい! 採血に必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「腕はまっすぐにしていてください。ちょっと血管を見ますよ」
採血前の確認事項が終わったら、いよいよ採血です。まずは、しっかり腕を伸ばしてもらい、採血できそうな血管があるか探してみましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Please keep your arm straight. Let me check your vein.
今回は「腕をまっすぐにする」に「Keep your arm straight」を使いました。「Keep」は、「そのまま~でいる」という意味です。いろいろな医療の場面で使えますよ。
例えば、
●Keep your back straight.「背筋を伸ばしていてください」
●Keep your eyes open.「目を開けていてください」
まれに、袖を上げようとしない患者さんいますよね? そんなときの声かけはこちらです。
●Roll up your sleeve for me, thank you.「袖を上げてくださいね~」
「血管を見ますよ」は「Let me check your vein」が、simpleな表現です。
「血管」は「Blood vessel」ですが、日本人には少し難しい発音なので、今回は『静脈」という意味の「vein」を使いました。
もし、採血できそうな血管がなかったら、反対の腕を見せてもらいましょう。そんなときの声かけはこちらです。
Your vein is very small. Can I take a look at your both arms, please?
「血管、とても細いですね。両方の腕を見てもいいですか?」
こうして言うと、患者さんは看護師が血管を探しやすいように左右の腕をそろえて出してくれるので助かります。

Quick Lesson-本日の豆知識-
ビジネス英語:Roll up one’s sleeve!
「Roll up your sleeve」は「袖をあげて」という意味でしたが、実は別の意味もあります。
ワイシャツを着たサラリーマンが意気揚々と袖をまくりあげ、「よっしゃ~、仕事に取りかかるぞー!!」という場面を思い浮かべてください。そう、「Roll up your sleeve」は「気合入れろー」「仕事に取りかかれー」という意味があります。
日本でも気合が入ると腕まくりするので、イメージがつかみやすいですよね。
次回は、駆血帯を巻くときのフレーズを紹介します。
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