佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
患者さんが緊張する身近な処置の1つに採血があります。採血をする看護師は、患者さんの緊張を和らげ、正確・安全に検体を採取することが求められます。
これだけは知っておきたい! 採血に必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「駆血帯を巻きますね。きつい感じがしますよ」
駆血帯を巻いて採血できそうな血管を探したり、血管の弾力性を確認しましょう。いよいよ患者さんも緊張してくる頃です。1つ1つ行為の説明を心がけ、患者さんの緊張を解いていきましょう。
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
I will put on tourniquet. This is going to feel tight.
「駆血帯」は「Tourniquet」です。「タニケット」が近い発音ですが、正しい発音の確認をお勧めします。
日本語では「駆血帯を巻く」ですが、英語では「駆血帯をつける、当てる」というニュアンスのようです。今回紹介した「put a tourniquet」以外にも、「place」「apply」といった動詞がよく使われます。
「きつい感じがする」は「feel tight」を使いました。日本語でも「tight」は馴染みのある英語ですよね。
「This is going to feel ~」は、「(駆血帯を巻くので)これから~な感じがしてきますよ」と事前に患者さんに伝えるときには、simpleでわかりやすい表現です。
例えば、
●This is going to feel uncomfortable a little bit.「これからちょっとイヤな感じがしますよ」
●This is going to feel sleepy.「これから眠くなってきますよ」

Quick Lesson-本日の豆知識-アメリカで駆血帯は……
アメリカで駆血帯は、“使い捨て”です。
駆血帯の寿命は約2年と言われていますが、さまざまな研究で、MRSA、HIV、ウイルス性肝炎、エボラなどの患者さんに使用した駆血帯の汚染が報告され、駆血帯の使い捨てが推奨されています。
感染リスクの視点から、この流れは日本でも主流となるかもしれませんね。
次回は、アルコールで消毒するときの声かけを紹介します。
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