佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
患者さんが緊張する身近な処置の1つに採血があります。採血をする看護師は、患者さんの緊張を和らげ、正確・安全に検体を採取することが求められます。
これだけは知っておきたい! 採血に必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「針を抜きますよ。内出血予防のため、2~3分は押さえていてくださいね」
針を抜いたら、内出血予防のため、患者さんに穿刺部をしっかり押さえていてもらいましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
I'll pull the needle out.
Please hold here to stop bleeding for a couple of minutes.
「(針を)抜く」には「pull out」を使いました。「pull」は「引く」という意味です。採血針を引いて抜くという動作に一番近いのが「pull out」です。
「押さえる」には、「hold」を使いました。「hold」は、「一時的にそのままでいる」というときに使います。
例えば、
●「Please hold」- 電話で相手を保留にするとき
●「Hold on」-「ちょっと待ってて」と短い時間相手を待たせるとき
●「Hold your breath」- レントゲンで一時的に息を止めてもらうとき
「内出血予防」には「stop bleeding」を使いました。「内出血予防」を「to prevent hematoma」と英訳しているサイトがありますが、あまりにも教科書的です。患者さんも心穏やかではなくなるでしょう。わかりやすくsimpleな表現を心がけましょう。
「2-3分」は「a couple of minutes」を使いました。「a few minutes」も同じ意味で使えます。
次回は、採血編最後のフレーズ「はい、終わりです」を紹介します。
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