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大浦 紀彦(おおうら のりひこ)

杏林大学医学部形成外科 教授

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カテーテルは手で挿入するもの!?

尿道カテーテルを患者さんに挿入するとき、みなさんはどのように実施していますか?

「ピンセットを使ってる」という人もいますが、実はこの方法、アメリカやヨーロッパではほとんど行われておらず、導尿カテーテルは“滅菌手袋を着けた手で挿入する”が正しいそう。

その理由は、ピンセットでカテーテルの先端をつまむ際、その圧力でカテーテルの内部やバルーンを破損させてしまう可能性があるから。実際に、そういったカテーテルの破損によって固定水が漏れ、予定外の抜去となるケースがメーカー各社に多数報告されているそうです。

そのため、一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN)では、尿道カテーテルを挿入する際は滅菌手袋を装着したうえで、手で尿道カテーテルを把持・挿入するように安全性情報を提供しています。

カテーテル挿入手順
カテーテル挿入手順②

ピンセットでカテーテルを把持するとカテーテルの破損につながります。滅菌手袋を装着した手で挿入しましょう

そのほか、天然ゴムラテックスカテーテル挿入の注意点として、油脂を含む軟膏財を潤滑剤として使用するとカテーテル破損の原因になると注意喚起しています。

詳しくは、一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN)のホームページをご覧ください。

「膀胱留置用ディスポーザブルカテーテルに関する安全性情報の提供について」

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