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第11回 透析はどんな仕組みで何を除去しているの?—血液透析(HD)・腹膜透析(CAPD)・血液濾過透析(HDF)のサムネイル画像
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公益財団法人 日本医療機能評価機構

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透析の種類と原理

CKDが進行し、腎臓がほとんど働かなくなると、透析療法が必要となります。透析とは、身体にたまった余分な水分や、老廃物を取り除くという腎臓の働きを人工的に代行する治療法のことをいいます。
また、透析療法には血液透析と腹膜透析の2種類の方法があります。血液透析は機械に血液を通して濾過するもので、腹膜透析は自分のおなかの膜を濾過手段として使います。それぞれの治療法の仕組みについて説明します。

主に透析によって血液中の濃度・量を調整するもの
クレアチニン、水分、ナトリウム、カリウム、リン、尿酸、カルシウムなど

血液透析

血液透析は、血液と透析液の間にある半透膜(水分とごく小さな物質のみを通過する膜)を介して、水分や物質の移動を行い、毒素を除去し不足する物を補充します。 その原理は「拡散」と「限外濾過」と呼ばれるものによります。

「拡散」とは、字のとおり、物質が液体の中で、拡がり散ばって同じ濃度になろうとする現象のことをいいます。
身近な物でいうと紅茶があります。ティーバックをお湯につけたときに、紅茶の成分はいつまでもとどまっておらず、カップの中で拡がり散ばって濃さが均一になります。血液中にたまる毒素の一つであるクレアチニンをティーバックの中に入っている紅茶に例えてみます。
さらに、カップのお湯を、全くクレアチニンを含まない透析液に例えると、クレアチニンは膜(ティーバック)を介し、拡がり散ばって同じ濃度になろうと透析液の方へ移動します。結果、血液中のクレアチニンが抜けたということになります。

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