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個別テーマについての検討状況|第1回報告書(2005年1月〜3月)のサムネイル画像
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田中 奈緒子

兵庫県立姫路循環器病センター 地域医療連携課/看護部慢性心不全看護 認定看護師

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手術等における異物残存

報告された事故事例のうち、手術等における異物残存に関するものは平成16年10月から平成17年3月までの6ヶ月間で16件であった。このうち、5件の事例については個別医療機関に調査を行い情報収集した。

異物の内容としては、ガーゼ(2件)、縫合針(2件)、鉗子、金属プラグ、スプーン、開創器の部品、ネジ、義歯、義歯のブリッジ金具、カテーテル(2件)、ドレーン(2件)、アバットメント(インプラントに使用する装置)等、多岐にわたっている。遺残物には、手術に直接関係するものと、そうでないものとがあり、手術に関するものを2つに類型すると、①本来手術野において手術操作を加える際に使用し、手術終了時あるいはそれ以前に手術野から取り除くべきであったが取り除き忘れたもの(ガーゼ、縫合針、鉗子)、②本来、体外あるいは手術野とは異なる場所で使用していたものが落下した、あるいは一部分解した等の理由により遺残したもの(開創器の部品、金属プラグ、スプーン、ネジ)に類型でき、それぞれに対し異なる対策が必要ではないかという議論が分析班においてなされている。手術に直接関係しない遺残物としては、歯科に関するもの(義歯、義歯のブリッジ金具、アバットメント)、チューブ類(カテーテル、ドレーン)があった。異物残存の原因としては、分析・検討作業の途中であるが、個別のさまざまな要因が相互に関連して発生していると考えられる。例えば、手術中あるいは終了時にそれらの異物の数を数え、間接的に遺残物のないことを確認する方法である。例えばガーゼカウント、機器カウントの方法の不備や、手術後のエックス線撮影により残存物の有無を確認する方法の不備やその実施の有無にばらつきがある事例が見られた。

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