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寺井 美峰子(てらい みねこ)

名古屋大学医学部附属病院医療の質・安全管理部 病院 助教(看護師)

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今井 隆之(いまい たかゆき)

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CKDのケアには、早期発見が何よりも大切になります。

そのためには、患者さんのどんな徴候をキャッチし、どんなポイントを踏まえておけばよいのか確認しましょう。


1 自覚症状からは早期発見はできない

これまでは、健康診断で尿たんぱくが陽性だったとしても、腎臓疾患を疑うような自覚症状がなく、ほかの検査データに目立った異常がなければ、疲労などが原因かもしれないと考え、漫然と経過観察することが多かったのではないでしょうか。

つまりCKDでいえば、5段階のステージのうち、1~2の状態から重要視することはあまりなかったということです。

しかしCKDの概念では、まだ可逆的な状態と考えられるステージ1~2の段階で発見し、積極的に介入する必要があるとしています。

ステージ1~2では自覚症状はほとんどありませんから、尿や血液の検査、腎臓の画像診断などの結果に注目するしか早期発見の道はありません。

そのためには、特別な症状がなく普通に生活している人に、定期的に健康診断や人間ドックを受けてもらうことが必要で、院内の取り組みだけでは難しい面も少なくありません。

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