佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
輸液は、体液の管理・栄養の管理・薬剤の投与や緊急時の血管確保などの目的で使用し、外来・病棟ともに使用頻度の高い処置です。静脈留置針の穿刺は痛みを伴うため、患者さんに一つ一つ手順を説明し、緊張を和らげながら点滴をはじめることが大切です。
そこで、これだけは知っておきたい! 点滴をはじめるときに必要なフレーズを紹介します。
本日のフレーズ
「軽くたたいて、血管を浮かしますね」
血管が見えづらいときは、血管の上を軽くポンポンたたくと浮き出てきます。ポンポンしながら一言、何をしているか言葉で伝えられるといいですね。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
A Good Example – おすすめのフレーズ
I am tapping your vein to plump up.
「ポンポンする」は、「tap」を使いました。
日本では、「タップダンス」でおなじみの言葉ですよね。
「tap」は、「軽くたたく」「コツコツ音を立てる」という意味です。
「(血管を)浮かせる」は、「plump up」を使いました。
「plump」は、「膨らませる」「太らせる」という意味です。
血管を駆血帯で巻いて浮かび上がらせ、さらにポンポンたたいて膨らませるので、「plump」がピッタリの表現です。
「plump」の後の「up」は、「浮かび上がる」というニュアンスで使っています。
「プランプ アップ」が、英語の発音に近いでしょう。
ちなみに、「plump」は、「ぽっちゃり」「ふくよか」という意味もあります。
いくらはっきりものを言うアメリカ人でも、太っている人に「fat(デブ)」というのは大変失礼な行為です。
日本でも直接的な表現は避けて、「ぽっちゃり」「ふくよか」「肉づきがいい」などが使われますよね。まさに、この「ぽっちゃり」が「plump」です。
ただし「plump」は、口語的な表現です。看護記録には、「overweight(体重過多)」や「obese(肥満)」を使いますよ。
次回は、アルコール消毒と患者さんの手を固定するときのフレーズを紹介します。
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