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解説
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三ヶ木聡子

筑波メディカルセンター病院 精神看護 専門看護師

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ワザ1 心理的影響が強い頻尿なら、安心感を与える!

頻尿の原因が失禁への不安である場合、その不安を軽減することが第一です。トイレまでの距離が心配なのであれば、ポータブルトイレを使ったり、トイレまで近い病室に変更するなど、移動時間をできるだけ短くすることで不安を軽減します。

一連の排泄行動に時間がかかってしまう場合は、排尿日誌から時間を決めてトイレに誘導します。時間的に余裕があるので、患者さんも安心できます。

ただし、脳血管障害など神経変性疾患が原因の切迫性尿失禁の場合は、周期的に多量の尿漏れが生じるので適しません。

過活動膀胱による切迫性尿失禁のときは、患者さんに理解力があり、訓練動作が行えるようであれば、膀胱訓練が有効です。膀胱容量を確認して、まだ余裕があることを理解してもらい、トイレに行く間隔を延ばしていくことで、膀胱の働きを改善します。

この際、尿取りパットなどを使って安心感を与えることも大切です。また、尿道括約筋が低下している腹圧性尿失禁には、骨盤低筋訓練を行います。

ワザ2 まずは非薬物療法でアプローチする!

下剤は、腸内細菌まで体外に排出したり、急激な腹痛を起こすので安易な使用は避けるようにします。

まずは、患者さんに自分なりの排便コントロール法があるかどうかを聞いて試してみます。そして、マッサージや温罨法、運動なども試みて、それでも改善がみられなければ下剤の使用を考えます。

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