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村上 純子

埼玉協同病院 臨床検査部 部長

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「尊重」のとらえかた

尊重というと、医療者の方は「自律尊重」という言葉を思い出すことが多いと思います。

これは「相手が自分で自分の道を選択し、自分が決めた道を行くことを妨げない」ということです。

しかし臨床では、それだけでは十分ではないケースが多いのではないでしょうか。

人間は他者に依存せず独立して生きており、理性的に物事を判断して自分の道を決めるのがよいという面は確かにありますが、また、感情的に動いたり、互いに支え合って生きているという面もあるのです。

ですから、判断の結果としての意思だけでなく、その時の感情や気持ち、その人の存在までを含め、「人間として」尊重するという姿勢が求められます。

特に小児の場合、発達状況によって尊重の仕方は変わってきます。

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