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解説

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看護師のコミュニケーションとマナー


コミュニケーションが難しい患者さんへの対応のキホン

患者さんとうまくコミュニケーションが取れないことは、看護師にとって大きな悩みの一つです。良好なコミュニケーションは、質の高いケアのためには欠かせないもの。不良になると、治療効果やケアに良くない影響を及ぼすばかりでなく、患者さんにつらい思いをさせたり、我慢を強いることになってしまいます。

原因としては、疾患や薬剤による影響、加齢に伴う身体機能の低下、環境の変化や治療に対する不安、個人の性格などが挙げられます。まずは、その原因が何であるかを探ることが必要になります。

まずは患者さんの背景を理解し、その心情に寄り添って

さらに、対応する上で非常に大切なことは、患者さんの背景を理解することです。原因によって対応が異なる場合はありますが、それぞれの背景を考慮して働きかけることは、どんな原因であっても変わりません。病歴、入院前の生活状況、入院時の状況、患者さんが発する言葉などから、全体的な背景や置かれた状況の理解に努め、患者さんの思いや感情に寄り添ったアプローチを行うようにしましょう。この場合、話を聞く姿勢や共感を示すことが重要です。
コミュニケーションが取れなくなっているとき、患者さんの多くは、周囲の理解が得られていないと感じ、大きな不安を抱いています。そんな患者さんに安心感を与え、自分が頼りになる存在であるというメッセージを伝えることが求められます。

精神疾患でコミュニケーション不良の患者さんにどう対処する?

統合失調症である場合

■〔原 因〕

統合失調症の発症原因はまだ明確にされてはいません。現時点では、神経伝達物質であるドーパミンの過剰活動や遺伝的要因、環境などが発症に関与していると考えられています。

症状は、大きく陽性症状と陰性症状とに分けられます。
陽性症状とは、妄想や幻覚など通常とは異なる精神活動が見られること。その内容は、患者さんの価値観や関心、人間関係が主題となっていることが多く、不安や恐怖といった感情を伴うことが特徴です。一方、陰性症状は、本来の機能が低下することで出現し、会話や行動の障害、感情の障害、意欲の障害が見られます。陽性症状に比べて疾患との因果関係が理解されにくいという特徴があり、そのため、周囲から誤解されやすく、日常生活や社会生活に大きな支障をきたすことがあります。
また、病気であることを指摘されても、それをなかなか受け入れらないこと(病識の障害)も、統合失調症の症状の一つです。

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