佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
看護師の問診は、短時間で的確に必要な情報を聞き出し、緊張している患者さんの不安を取り除くことが求められます。
特に、麻酔の必要な検査や手術の前の問診は、患者さんの準備がきちんとできているか、検査や手術に適した状態かどうかを評価する重要な看護行為です。
そこで、これだけは知っておきたい! 検査や手術の前の問診に必要なフレーズを紹介します。 アメリカの病院で実際に使用されている問診シートの内容に沿って、大腸鏡検査(Colonoscopy)当日の問診をテーマに紹介していきます。
本日のフレーズ
「腎不全や透析など腎臓系の問題はありますか? 」
術前の問診に必要な項目を質問していきます。今回は、腎臓系疾患の既往歴を確認しましょう。
A Good Example – おすすめのフレーズ
Do you have any kidney diseases like kidney failure or dialysis?
「腎臓系疾患の問題」は「kidney diseases」を使いました。
腎臓は「kidney」ですが、ラテン語由来の「renal」を使うこともあります。
泌尿器は「urology」といい、泌尿器科の専門医を「urologist」です。
日本の医療現場でも泌尿器を「ウロ」といいますが、これは「urology」の略からきています。
腎臓の疾患として、「kidney failure (腎不全)」と「dialysis (透析)」を挙げました。
「腎不全」は「kidney failure」を使いましたが「renal failure」も同じ意味です。
もし患者さんに腎不全の既往歴がある場合、現在進行形なのか、それとも過去に腎不全があり腎移植(kidney transplant)等の手術歴があるのか確認も必要ですね。
また、腎不全がある場合、もう1つ確認したいのが透析治療の有無です。
「透析」は「dialysis」です。「ダイアリシス」が英語に近い発音です。
透析をしている場合、シャントの位置を確認し、透析のスケジュールや最後に透析をした日を記録しておきましょう。
• シャントは入っていますか? どこですか?(Do you have a fistula? Where is it? )
• 週に何回透析をしていますか? (How many times a week do you have dialysis?)
• 最後に透析治療されたのはいつですか? (When was the last treatment of dialysis?)
日本ではシャントが一般的に使われていますが、英語圏では「fistula」が使われます。「フィスチュラ」が英語に近い発音です。
本日のマメ知識:マイケルジャクソンの薬?
腎臓疾患のある患者さんには、腎障害がほとんどないといわれる「propofol(プロポフォール)」という麻酔薬が使われます。
この薬は、麻酔科医のみ使用することができる薬です。
実はこの薬、マイケルジャクソンが亡くなった時に使用されていたといわれる薬で、アメリカではかなり有名です。検査に使用するとき、やはり不安を口にする患者さんも多いのですが、検査後は「マイケルの気持ちがわかった」と、みなさん薬の即効性に惚れこんでしまいます。
次回は、精神疾患の既往歴について確認するフレーズを紹介します。
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