解説
はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。
この連載では、急変前の「何かヘン」と感じる患者への直感的な違和感について解説し、急変を見抜く力を養います。
「生き残りシステム」が活性化すると・・・
生命を脅かす事態が発生すれば、「生き残りシステム」は自動的に、本人の意思に関係なく活性化します。「生き残りシステム」は生命の危機を乗り切るための、全身性の抵抗手段を持っています。
“お決まりの抵抗手段”
「生き残りシステム」の抵抗手段は4つしかありません。この “お決まりの抵抗手段”で戦います。具体的には以下のとおりです。
- ● 呼吸促進
- ● 自律神経反応
- ● 炎症反応
- ● 危険をやり過ごす「冬眠」行動
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