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症状の聴取を英語でするには?[呼吸器科編2]のサムネイル画像


外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!


患者さんに一番近い存在の看護師は、「今日はどうされましたか?」から始め、症状を聞いて患者さんに起こっている健康問題の把握を行います。外国人の患者さんに対してもコミュニケーションを通して主観的情報を収集し、客観的情報と合わせて全身状態を把握することが必要ですね。
そこで今回からは、これだけは知っておきたい! 呼吸器症状の聴取に必要なフレーズを紹介します。

本日のレッスン

呼吸器アセスメントに必要な呼吸器症状の単語

「今日はどうされましたか?」と尋ねても、患者さんの訴えがわからないと困りますね。

今回は、主な呼吸器疾患の症状について患者さんがどのように表現するかを踏まえて紹介します。

呼吸器アセスメントに必要な医療英語

Cough (咳) -「コフ」が英語に近い発音です。
咳は大きくDry cough(乾性咳嗽)と Productive cough(湿性咳嗽)に分かれます。
しつこい咳を「nagging cough」や「persistent cough」と表現します。

Cough up (痰) -「コフアップ」が英語に近い発音です。
「痰」は、医学辞書では「sputum」や「phlegm」と載っていますが、患者さんが「痰がでる」というときは、「咳をして吐き出す」という意味の「cough up」を使うことが多いです。
黄色の痰がでるときは「cough up yellow mucus」、緑色の痰が出るときは「cough up green mucus」といいます。「mucus」は「粘液」という意味です
ちなみに、「cough up blood」は「吐血」を意味します。

Shortness of breath (息切れ) -「ショートネス オブ ブレス」が英語に近い発音です。
「breathless」も「息切れ」を意味する言葉として使われます。 
カルテには頭文字をとって「SOB」と略して使います。

Difficulty breathing (呼吸苦・呼吸困難) -「ディフィカルティー ブリージング」が英語に近い発音です。
医学辞書に「呼吸困難」は「dyspnea」と載っていますが、患者さんが使うことはほとんどありません。
「a hard time to breath」も呼吸苦や呼吸困難を意味する言葉として使われます。

Wheezing / Stridor (喘鳴) -「ウィージング」/「ストライダー」が英語に近い発音です。
「wheezing」は、喘息患者さんなどに聞かれる高い呼吸音のヒュー音です。
「Stridor」は、上気道の太い気道狭窄によって聞かれる低いいびき様の喘鳴です。
患者さんが「wheezing」と「stridor」を使い分けることはなく、「ゼーゼーする」という意味の「wheeze」や「wheezing」を使って表現します。

Cyanosis (チアノーゼ) -「サイアノーシス」が英語に近い発音です。
チアノーゼは通じませんので発音に注意が必要です。
患者さんがチアノーゼを訴えることはありませんが、「my lips turned blueish」(唇が青っぽくなった)などチアノーゼの症状を訴えることはあるでしょう。

Hoarse (嗄声) -「ホース」が英語に近い発音です。
「hoarse」は、「声がかれた、かすれた」という意味です。

Stuffy nose (鼻づまり) -「スタフィー ノーズ」が英語に近い発音です。
「鼻づまり」は、ほかにも「nasal congestion」「stuffed-up」「clogged-up」などいろいろな表現があります。



次回からは、上記で紹介した呼吸器症状を踏まえて、呼吸器症状の把握に必要なフレーズを事例で紹介していきます。

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