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アセスメントに生かす体性感覚とは?|日々の看護ケアに活かす末梢神経を看護の視点でおさらい!のサムネイル画像
解説
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岩見 明子

大阪公立大学医学部附属病院 化学療法センター がん化学療法看護 認定看護師

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問題の解説

体性感覚とは、皮膚や筋肉や関節などのさまざまな部位からの情報を受け取り、末梢神経から中枢神経系へ伝える感覚のことです。具体的には、触覚、温度覚、痛覚などの皮膚感覚と筋肉や関節などによる深部感覚のことであり、知っていればすぐに回答できる問題でしょう。ただし、知識が曖昧だったとしても体性という言葉から身体の表面に関係する感覚と想像して選択肢を見てみると回答できるかもしれません。

選択肢に出ている感覚をまとめると下記のようになります。

視覚目で見た情報を視神経を介して脳に伝える感覚
触覚皮膚に物体が触れた際の情報を伝える感覚
聴覚耳を通じて音の情報を受け取り、聴神経を介して脳に伝える感覚
平衡覚内耳の三半規管などで身体のバランスを感知して、前庭神経を通じて脳へ情報を伝える感覚

以上より、身体の表面に関係する感覚を考えると選択肢2が回答となるでしょう。

末梢神経についての知識のおさらい

中枢神経は脳と脊髄から構成されます。末梢神経は脳と脊髄から出て全身に分布する神経系のことです。そのうち脳から出るものを脳神経、脊髄から出るものを脊髄神経といいます。末梢神経系は、体性神経と自律神経に分けられ、体性神経は感覚神経と運動神経、自律神経は交換神経と副交換神経に分けられます。

今回の体性感覚は、皮膚や筋肉や関節にある感覚受容器から入ってくる感覚のことを指します。触覚はその代表的な例で、物体に触れた際の感覚や圧力、振動を感知して、それらを脊髄と通して脳へ伝えます。そのため、その経路のどこかで異常が生じていれば感覚の異常として患者さんは知覚します。例えば、患者さんが触られた皮膚の場所で「しびれを感じる」と訴える場合は感覚の異常を示している可能性があります。感覚の異常から電解質異常、糖尿病性神経障害、橈骨神経麻痺、脊髄症、脳血管障害などの末梢神経や中枢神経の障害を早期に発見することに繋がる可能性があります。

ポイント

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