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佐藤 幹代(さとう みきよ)

自治医科大学看護学部 准教授 認定NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン 運営委員

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児玉美由紀

北里大学病院 がん看護 専門看護師

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急変の徴候をキャッチできたら、それを誰かにつなげなければなりません。事実を迅速かつ正確に伝えるにはいくつかのコツがあります。誰に何を伝えるか、ここでは院内リリースのつなぎ方を解説します。


急変現場での看護師の役割

患者さんの急変を発見したら、いかに迅速にBLSあるいはACLSにつなげるかが重要です。とにかく救命処置のための人員を集めます。これは、院外で人が倒れた場合に救急車を呼び、病院へと搬送するのと同じことです。

急変時の看護師の役割には、心肺蘇生にかかわる処置や記録、家族への対応などが挙げられます。救命処置にかかわる人員は、実は多すぎても支障を来すことがあります。必要な人員が適切に役割を遂行してこそ、迅速な救命処置が可能となるのです。

ベッド周辺には4~6人の人員を配置

心停止の場合を考慮すると、必要な人員は、気道確保、胸骨圧迫、ルート確保、記録にそれぞれ1人と考えて、最少で4人が必要です。

ただし、効率的に動くには全体を見ながらその場で指示を出せるリーダーが必要となります。急変に慣れている現場であれば、自然と役割分担ができるのですが、一般病棟でそれは難しいと思うので、あらかじめ担当を決めておくか、現場でリーダー役として初期対応する人を決めておくとよいでしょう。直接的な処置に携わらないという点から、全体を見渡すことができる記録者がリーダーを務めてもかまいませんが、できればリーダーは独立しているほうがよいと思います。

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