佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
検温は、朝・昼・夜と、看護師が頻繁に行う看護行為の1つです。
異国の地で、急な病気やケガで不安を抱えた外国人患者さんに、スムーズに検温させてもらうための「これだけは知っておきたいフレーズ」をここで紹介します。

本日のフレーズ
「さて、それでは検温させてください」
一通りのあいさつが終わったら、次は検温に入りましょう。さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
All right, let me take your vital signs.
「All right」はちょっと区切りをつけるのに使いました。「さてと…」といった感じです。
「検温」は普段私たちが使っている「Vital Signs(バイタルサイン)」で通じますよ。もちろん、「Vital(バイタル)」だけでもOKです。

辞書には「検温」=「Temperature Measurement」と書いてあるものもちらほら…。でも、「Temperture Mesurement」は「体温」の直訳です。体温を測定するだけが検温ではありませんよね。
一般的に「Vital Signs」には血圧・心数・呼吸回数・体温・体重・痛みが含まれていますから、「バイタル(Vital)をとる(Take)」=「検温する」がわかりやすく伝わる表現ですよ。

Quick Lesson-バイタルサインに関する英単語
- Blood Pressure(BT) - 血圧
- Heart Rate(HR)- 心拍数
- Respiratory Rate(RR)- 呼吸回数
- Weight(Wt)- 体重
- Body Temperature(BT) - 体温 体温を「KT」と略語で表記するところもありますよね。この「KT」は、ドイツ語の「Körpertemperatur」から来ています。 こうした名残は、実はアメリカにもあります。それが、「EKG(心電図)」です。「EKG」はドイツ語の「Elektrokardiogram」の略語表記です。 私たちが、英語表記の「ECG」を使って、アメリカがドイツ語表記の名残をいまだに使っているなんてちょっと不思議ですよね。
次回は「血圧を測るときのフレーズ(1)」のレッスンです。
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