佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
外国人患者さんのバイタルをスムーズにとるために「これだけは知っておきたいフレーズ」を紹介します。今回は、脈拍編(3)です。

本日のフレーズ
「脈は65回です。正常ですよ、正常値は60~100回ですからね」
脈を測ったら、患者さんに値を伝えましょう。患者さんは、値だけ伝えても「それってどうなの?」と質問してきますよ。しっかり答えられる準備をしておきましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Your pulse is 65. It’s in normal range.
A normal pulse rate is between 60 and 100.
脈を伝えるときは数字だけでOKです。厳密にいえば、「65 bpm (beats per minute)」ですが、患者さんが知りたいのは、65という数字が何を意味するかということ。
「How is it? 」(それってどうなの?)
と聞いてくる患者さんがけっこういますよ。値が正常かどうかも伝えましょう。
「正常ですよ」は、血圧編で使った「in normal range」を使っています。もちろん、「It’s OK」でも伝わりますが、もう少し医療者らしい答えがいいでしょう。
さて、正常と聞いた患者さんの次の質問で多いのは、
「What is normal (pulse rate)?」(正常って?)
「正常値は60~100ですよ」の答えに、「between 60 and 100」を使いました。60~100の間が正常範囲ですよ、というニュアンスです。
難しい単語はありませんが、いざというときになかなか出てこないものですよね。検温や血液検査の説明でも「between」は使えます。ぜひ、状況に応じて使ってくださいね。

Quick Lesson-本日の豆知識
普段は同じように使っている脈拍(Pulse)と心拍(Heart Rate)ですが、使い分けが必要なときがあります。
心電図の表示は必ず心拍(HR)になっていますね。これは、心臓の拍動を測っているからです。
一方、血圧計の表示は必ず脈拍(P)になっていますね。これは、末梢の動脈拍動を測っているからです。
心電図の値を伝えるときには「your heart rate」、血圧計の脈の値を伝えるときは「your pulse」と区別できるといいですね。
次回は「脈拍を測定するときのフレーズ(4)」のレッスンです。
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