佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
患者さんの痛みは患者さんにしかわかりません。痛みを把握し、適切な治療を迅速に提供する上で看護師の痛みのアセスメントはとても重要です。
痛みの評価ツールをベースに、これだけは知っておきたい! 痛みのアセスメントに必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「0は“痛みが全くない”、10は“今までで最悪の痛み”とすると、今の痛みは0~10のどれくらいか教えてください」
今回は、痛みの評価スケールNRS(Numerical Rating Scale)を使って、患者さんの痛みの程度を尋ねるフレーズです。痛みを0~10の数字を使ってどう評価するのか、患者さんに説明しながら使いましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Tell me how much pain you feel this moment on a scale of 0 to 10.
0 is no pain and 10 is the worst pain ever.
「痛みはどれくらいですか」という痛みの程度には、「How much pain you feel~」を使いました。ほかにも、「How severe is the pain~」が同じ意味で使えます。
「今の(痛み)」という言葉に「Now」ではなく「this moment」を使いました。「今まさにこの瞬間」というときに使います。
今回説明する痛みスケールは、0と10がもつ意味を以下のように説明しました。
「0は、痛みがない」=「0 is no pain」
「10は、今までで最悪の痛み」=「10 is the worst pain ever」
患者さんが痛みのスケールを理解したら、毎回0と10の意味を説明する必要はありません。代わりに使えるフレーズはこちら。
「How much pain you feel on a scale of 0 to 10?」
「Can you rate your pain on a scale of 0 to 10?」
(痛みのスケールはつけられますか?)
「Rate」は「~に値をつけて評価する」という意味があり、痛みのスケール評価にはピッタリの言葉です。医療現場では、よく「Can you rate~?」が使われています。

Quick Lesson-ワンポイント「痛みの程度を表す表現」-

こちらがアメリカの病院で使われているNRSです。4つの痛みの表現がでてきますね。
0 None 無痛
1-3 Mild 軽い痛み
4-6 Moderate 中程度の痛み
7-10 Severe 激しい痛み
痛みの程度を表す基本的な表現ですよ。
実際の医療現場では、4-6 moderate painにはNSAIDsを、7-10 severe painにはオピオイド鎮痛薬を処方するなど、NRS評価は薬の種類や投与量を決める大事な指標です。
痛みの評価スケールには、NRSのほかに小児や高齢者によく使われる6段階の「Wong-Baker Face Scale」があります。
次回は、「Wong-Baker Face Scale」を用いた痛みのアセスメントを紹介します。
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