佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
インフルエンザが疑われる場合、綿棒で鼻の粘膜をこするインフルエンザ簡易検査が診断に用いられます。
検査自体は数秒ですが、鼻の奥まで綿棒を入れるため、多少の痛みを伴うことがあります。安全に検査を行うため、一つ一つ手順を説明し、患者さんに協力してもらいながら検査をすることが望ましいでしょう。
これだけは知っておきたい! インフルエンザ簡易検査に必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「検査結果は、インフルエンザ陽性でした。お薬が出ますので、薬局へ取りに行ってください」
検査結果が出たら、患者さんに結果を伝えましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Your flu test is positive.
Your doctor will prescribe medication for you.
Please go to your pharmacy and pick it up.
検査結果の「陽性」「陰性」は、「Positive」「Negative」を使います。
「薬を出す」は「prescribe」を使いました。「prescribe」は「~を処方する」という意味です。
ちなみに、処方箋は「prescription」、処方薬は「prescription medication or prescription drug」です。「prescribe」は、医療の現場でよく耳にする言葉ですよ。
「薬局」は、「pharmacy」を使いました。
「pharmacy」は、処方箋がないと買えない薬を取り扱っている調剤薬局のことです。処方箋がなくても買える市販薬や日用品を売っているところは「drug store」と区別して使います。
アメリカでは、「drug store」の一角に「pharmacy」が併設され、ナースプラクティショナーが簡易診療所を開いているところもあります。「flu shot」もやってくれます。
「薬を取りに行く」は「pick it up」を使いました。
最近は、EMR(電子カルテ)を使ったe-prescriptionが主流になっています。処方箋は指定された薬局にonlineで送られ、薬ができたら患者さんに連絡が入る便利なシステムです。
「pick up」は、「持ち上げる」「~を拾う」「~を迎えに行く」「電話に出る」など状況に応じて多くの意味を持っています。
例えば、
●We ordered Pizza for dinner. I will pick it up after work. 「夕食にピザオーダーしたよ。仕事が終わったら取りに行くね」
●Can you pick me up around 10:00 o’clock? 「10時ごろ迎えに来てくれる?」
●I will pick up the phone. 「電話にでます」
次回は、簡単な薬の飲み方と副作用について説明するフレーズを紹介します。
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