食事療法の意外な落とし穴が、栄養摂取不足になってしまうこと。量やエネルギー摂取量について気にするあまり、栄養不足に陥ってしまう患者さんもいます。
記録をつけてもらって定期的に確認したり、場合によっては、栄養士と一緒に正しい食事療法ができるよう支援しましょう。
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ケース10 食事量を減らそうとして栄養摂取不足になった!
栄養摂取不足になったときはこうする!
患者さんには、エネルギー摂取が不足しても、体へのリスクが高まることを十分理解してもらうことが大切です。その上で、適切な栄養摂取量を示し、どのぐらいの量を食べればよいのか、具体的に食品を挙げるなどしながら確かめ、食事の摂り方を見直すことが必要になります。できれば、実際に食べた献立内容を見ながら、何を加えたらよいかアドバイスすると、患者さんも安心して食事を摂ることができるようになります。
最も大事なことは、バランスのよい食事を摂ることです。食べ方としては、食事回数は1日3回、同じ程度の食事量にします。一度にたくさん食べると、急激な血糖値の上昇が生じてしまいます。良好なコントロールのためには、毎日同じ時間に、同程度の食事量を摂取するように心がけます。また、血糖値が上昇するため、食後すぐに就寝するのは控えましょう。
食事療法の原則は、適正なエネルギー摂取、バランスのよい食事、規則正しい食事となります。ここで忘れてならないのは、適正なエネルギー摂取とは過剰摂取を減らすだけでなく、摂取不足の場合も見直しを行わなければならないということです。
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