A 原因によって対処が異なるので、原因を見極めます
下痢の主な原因には、以下4つがあります。
①浸透圧性下痢:未消化の大量の食物等により腸壁から大量の水分が分泌する
②滲出性下痢:細菌やウイルスにより腸粘膜が炎症を起こす
③分泌性下痢:難治性潰瘍などにより消化液の分泌が亢進する
④腸管運動異常:腸管運動が亢進・低下する
②の場合は、原因となる毒素を早く排出させることが優先されるので、下痢を止めず、脱水に注意しながら、原因となる感染症等の治療を行います。発熱の有無、あるいは血液データ(CRP)によって確認します。
①、③、④のときは、下痢を止めることを考え、薬剤の使用や食事制限を行います。
下痢の場合、薬剤の影響も考慮しなければなりません。患者さんが投与されている薬剤に、抗菌薬がないか、消化管運動の亢進を促すような下痢の要因となる薬剤がないか、を確認します。
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