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第14回 腎不全時にはどんな合併症があるの?(CKD-MBD、心不全、感染症など)のサムネイル画像
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公益財団法人 日本医療機能評価機構

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CVDでの死亡リスクが高い透析患者さん

日本透析医学会の「わが国の慢性透析療法の現況」による慢性透析患者に関する基礎集計によれば、2015年末の透析患者の死因は、

1位「心不全」:26.0%
2位「感染症」:22.0%
3位「悪性腫瘍」:9.3%
4位「脳血管障害」:6.6%
5位「悪液質/尿毒症」:4.6%
6位「心筋梗塞」:4.3%

となっており、その中でも心不全、脳血管障害、心筋梗塞を併せた心血管疾患(CVD)の割合は、全体で36.9%を占めるなど、透析患者さんの合併症管理において、心血管障害への対策は最も重要な課題となっています。さらに透析患者さんでは、CVDによる死亡リスクが、透析患者さんではない人と比較し10〜30 倍と著しく高いことが明らかになっていります。一方、CVDが慢性腎臓病(CKD)の発症、進展の危険因子であることも判明しており、CKDとCVD はお互いに悪循環を引き起こす「心腎連関」を形成していると想定されています。

近年、これらの「心腎連関」に関しては、さまざまな機序が関与していることが示唆されており、その中の1つに「CKDに伴う骨・ミネラル代謝異常(chronic kidney disease-mineral and bone disorder;CKD-MBD)」が多くの研究から、CKD患者さんの腎不全進展、CVDや死亡などのリスクに関連することが相次いで報告されています。

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