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山内 豊明

名古屋大学大学院医学系研究科 教授 医学博士/看護学博士/医師/看護師/保健師/米国・登録看護師、診療看護師

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排便コントロールって何?

「排便」は生きていく上で必要な生理現象であり、「摂取」したら「排泄」する。この当たり前の現象が過剰になったり、滞ったりすることにより生じるのが「下痢」「便秘」です。

排便コントロールとは、これらを「内服」や「食事や水分の摂取調整」、「マッサージ」、「摘便」等をすることにより適切にコントロールすることを言います。

在宅療養されている方の多くはこの「排便コントロール」に悩まされています。原因として、
・ 大腸機能の低下(加齢による腸機能の低下や弾力性の低下)
・ 筋力の低下(加齢や運動不足により排便に必要な筋力の低下)
・ 摂取量の低下(必要カロリー量の低下により摂取量の減少、尿失禁を心配することにより水分摂取量の低下)
などが挙げられます。

排便コントロールのアセスメント

在宅だからといって病院での排便コントロールとの大きな違いはありません。
 必要なのは問診、触診、全身状態の確認です。

主なアセスメントのポイント
問診食事状況、排便の状況(回数、性状など)、腹部症状の有無、内服薬(緩下剤など)の服薬状況など
触診腹部膨満の程度、腹壁の硬さ、圧痛の有無など
全身状態の確認バイタルサインを含む異常のチェック

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