佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
看護師の問診は、短時間で的確に必要な情報を聞き出し、緊張している患者さんの不安を取り除くことが求められます。
特に、麻酔の必要な検査や手術の前の問診は、患者さんの準備がきちんとできているか、検査や手術に適した状態かどうかを評価する重要な看護行為です。
そこで、これだけは知っておきたい! 検査や手術の前の問診に必要なフレーズを紹介します。 アメリカの病院で実際に使用されている問診シートの内容に沿って、大腸鏡検査(Colonoscopy)当日の問診をテーマに紹介していきます。
本日のフレーズ
「今まで呼吸器系に問題はありましたか?
例えば、肺気腫、気管支炎、喘息、睡眠時無呼吸はありますか? いびきはかきますか?」
検査前の問診に必要な項目を質問していきます。今回は、呼吸器系の既往歴を確認しましょう。
A Good Example – おすすめのフレーズ
How about respiratory problems like emphysema as known as COPD,
bronchitis, asthma, or sleep apnea? Do you snore?
前回に引き続き既往歴(medical history)を尋ねているので、「how about」から始めました。
「how about」は「~はどう?」という意味です。「(循環器の質問に続き)呼吸器系の問題はどう?」と聞いています。
「呼吸器系の問題」は「respiratory problems」を使いました。
呼吸器系疾患の情報は、麻酔を使用するうえでしっかり把握しておく必要があります。
呼吸器系の主な疾患として挙がるのは、
•肺気腫 (emphysema)
•気管支炎 (bronchitis)
•喘息 (asthma)
•睡眠時無呼吸(sleep apnea)
「肺気腫」は「emphysema」です。「エンファジーマ」が英語に近い発音です。
「as known as COPD」を加えているのは、「emphysema」を知らなくても「COPD」を知っている患者さんがいるからです。
COPDは、新薬のTVコマーシャルでよく耳にし、一般にもかなり浸透している病名です。
「気管支炎」は「bronchitis」です。「-itis」は「炎症」を意味する接尾語です。
「喘息」は「asthma」です。日本の医療現場では「アストマ」といわれていますが、「アストマ」では通じませんよ。
「asthma」は「アズマ」が英語に近い発音です。日本人には難しい「th」の発音が含まれているので正しい発音の確認をおすすめします。
気管支炎・喘息のある患者さんには、処方された吸入器があるか、また持参しているかを確認しましょう。
例えば、
• Do you have any inhalers as prescribed with you?
「睡眠時無呼吸」は「sleep apnea」です。
もし患者さんに「sleep apnea」の既往があったら、CPAPなどのマスクを普段使用しているか確認しましょう。
検査中は特に呼吸状態の観察と管理が必要になります。
「いびきはかきますか?」は「do you snore?」を使いました。
「いびき」は「snore」です。
次回は、脳神経系の既往歴を確認するフレーズを紹介します。
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