【重要】WEBサイトのリニューアルとドメイン変更のお知らせ

性質別 注射薬の保管方法(K.C.Lの遮光方法など)のサムネイル画像
執筆
関 良充(せき よしみつ)のプロフィール画像

関 良充(せき よしみつ)

東京北医療センター医療安全管理室 室長(診療放射線技師)

執筆者の記事一覧
解説
松久 和子のプロフィール画像

松久 和子

大垣徳洲会病院 看護部長

解説者の記事一覧
寺崎 和代のプロフィール画像

寺崎 和代

福井大学医学部附属病院 北4病棟・ 看護師長

解説者の記事一覧

注射薬は、日本薬局方によって保管方法が決められています。
決められた方法で保管しなければ、劣化や配合変化が起こり、薬効を発揮できなかったり、有害物質が生じたりします。
そこで今回は「温度・光・空気に影響を受ける注射薬とその保管方法」について紹介します。


1 「温度」に影響を受ける注射薬の保管方法

温度の上昇に比例して化学反応が促進されてしまうため、保管温度に注意が必要な薬剤です。

日本薬局方によって、注射薬ごとに保存するときの温度が決められています。

  1. ●標準温度 20℃
  2. ●常温 15~25℃
  3. ●室温 1~30℃
  4. ●微温 30~40℃
  5. ●冷所 1~15℃以下の場所 ※別に規定するものを除く

<代表的な注射薬>インスリン

ペン型インスリン製剤を冷蔵庫に出したり入れたりすると、結露が生じてしまうことがあるため、室温で保存します。

使用期限は使用開始後から1ヶ月とされています。

使用開始後のインスリン製剤は室温保存、実物写真


使用開始後のインスリン製剤は室温保存

<代表的な注射薬>シスプラチン

温度の低下によって結晶化します。そのため投与するまでに時間があったとしても決して冷蔵庫に入れてはいけません

2 「光」に影響を受ける注射薬の保管方法

光によって薬剤の酸化・還元反応や加水分解が促進されるため、遮光が必要な薬剤です。

光を遮断するためにオレンジ色や褐色、黒色の容器あるいはケースに入っています。

\ この記事をシェアする /

この記事に関連する記事