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熊谷祐子

現・自治医科大学看護学部 講師

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田中 信和(たなか のぶかず)

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今回は、看護師が器械出しを行う際、どうすればスムーズにできるのかを解説します。


Q 器械出しのときの器械の渡し方やタイミングを教えてください。

A 器械の種類・用途とともに、手術の流れを理解しておくことが、スムーズな器械出しのためには重要です。

器械は持ち位置に合わせて渡す

まずは、器械の種類と用途を把握しておくことが必要です。一般的に手術に使用される主な器械には、メス、鑷子、鉗子、剪刀(はさみ)などがありますが、これらがどのようなときに使用されるかを理解すれば、使用の仕方、器械の持ち方などに合わせた器械出しを行うことができるでしょう。

医師(術者)は術野だけを見ており、器械が渡されるほうの手は見ていないことがほとんどです。そのため、医師が持ち替えずにすぐに使えるよう、器械の持ち位置に合わせて渡すことが大切です。

例えば、鑷子であれば、先が前すぎても後ろすぎても使いづらいので、ちょうどよい位置になるように渡します。

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