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公益財団法人 日本医療機能評価機構

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Q.血液透析時の穿刺・抜針・止血のコツ・注意点を教えてください。

A.穿刺のコツは皮膚から血管までを最短にして一気に刺すこと、抜針のコツは素早くまっすぐ抜くこと、止血のコツは血流を止めない強さで行うことです。

穿刺のコツは、適度な血管の怒張・皮膚の伸展・最速・コミュニケーション

よく「痛くない穿刺法はありますか?」といった質問を受けます。最近では痛みを和らげるテープやクリームタイプの麻酔剤がありますが、痛覚がある限り痛みをゼロにすることは難しいと思います。そこで、私が実践している痛みの少ない穿刺のコツを紹介したいと思います。

まず1つ目の適度な血管の怒張ですが、これは適切な力で駆血をするということです。駆血とは静脈の血流を遮断し、血管内の圧力を高めることで、血管を怒張させ刺しやすくする目的で行います。

2つ目の適度な皮膚の伸展は、穿刺方向とは逆方向に皮膚を引っ張ることで血管を固定する目的で行います。この2つは目的が別のようにみえますが、次の最速につながってきます。皮膚から血管までの穿刺距離を最短にするため、皮膚の下の血管を怒張させ、皮膚を伸展させることで穿刺部の皮膚が針でヨレず一気に最短で刺すことができ、痛みを最小限に抑えることができます。

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