瀬尾智美
解説者の記事一覧気管吸引は2時間ごとなど、時間を決めて定期的に行うものではなく、実施するかどうかはアセスメントを行って決定します。
では、アセスメントの際はどこを見て判断するとよいのでしょうか。
今回は、気管吸引が必要かどうかを見極めるためのアセスメントのポイントを解説します。
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Q. 時間ごとに定期的に吸引を実施しているのですが、その頻度は一般的にどのぐらいが適しているのでしょうか。また、本当に必要なタイミングの見極めはどのように行えばよいでしょうか。
A. 気管吸引は定期的に行うべきものではありません。アセスメントによりその必要性を評価し、実施するようにします。
気管吸引を行うのは必要な時だけ!
気管吸引は、分泌物による気道の狭窄や閉塞が生じている場合以外は、必要以上に行うべきではありません。適応になるケースとしては、(1)気管切開や気管挿管などを行っている場合、(2)患者さん自身で効果的に気道分泌物の喀出ができない場合があります。
実施にあたっては、視診、聴診、打診などフィジカルアセスメントの技法を活用し、患者さんの状態を観察・評価します。具体的には、視診により、(1)痰などの分泌物が気管チューブ内に上昇してきているか、(2)胸郭の動きの左右差や呼吸時の振動がないか、(3)表情や体動から呼吸状態が苦しくないか、をみます。
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