解説
はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。
この連載では、急変前の「何かヘン」と感じる患者への直感的な違和感について解説し、急変を見抜く力を養います。
直感から行動へ
これまで解説してきたことを以下にまとめてみました。
急変のプロセスとは全身状態が悪化するプロセスです。生命の危機に対して、患者さんの「生き残りシステム」が活性化し、「危機」を乗り越えるために全身で懸命に「抵抗」します。「抵抗」は患者さんの「全体的イメージ」を変え、バイタルサインやフィジカルアセスメントの異常として客観的な変化をもたらします。
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