佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
看護師の問診は、短時間で的確に必要な情報を聞き出し、緊張している患者さんの不安を取り除くことが求められます。特に、麻酔の必要な検査や手術の前の問診は、患者さんの準備がきちんとできているか、検査や手術に適した状態かどうかを評価する重要な看護行為です。
そこで、これだけは知っておきたい! 検査や手術の前の問診に必要なフレーズを紹介します。
アメリカの病院で実際に使用されている問診シートの内容に沿って、大腸鏡検査(Colonoscopy)当日の問診をテーマに紹介していきます。
本日のフレーズ
「生理はありますか? 検査前に妊娠検査が必要です。
トイレはあちらです。トイレに尿カップがありますので、採尿をお願いします。
少しでいいですよ。必要なのは2、3滴ですから」
検査前の問診に必要な項目を質問していきます。
麻酔を使う検査は、生理のある女性を対象に妊娠検査が事前に必要です。尿検査が必要なことを説明し、採尿をお願いしましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
A Good Example – おすすめのフレーズ
Do you have period?
If yes, we have to check your pregnancy test before the procedure.
There is the bathroom over there and urine cups are the inside.
Please get your urine sample. A little is fine. We only need a few drops of urine.
「生理はありますか?」は「do you have period?」を使いました。
「生理」は「menstruation」が正式な言い方ですが、日常会話では「period」が一般的です。
「生理がある」は「I have period」、「生理中」は「I am on my period」です。
施設によって基準は異なりますが、50歳以下の女性には妊娠検査(pregnancy test)を依頼します。
私が経験した事例では、60歳近くの女性でも生理のある方がいらっしゃいました。
50歳以上の女性も「do you still have period? 」とたずね、閉経(menopause)または子宮全摘術(total hysteroscopy)などを受けて、妊娠の可能性がないことを確認したほうがいいでしょう。
「妊娠検査が必要です」は「we have to check your pregnancy test」を使いましたが、妊娠検査を主語にして「pregnancy test is needed」にしてもいいでしょう。
患者さんにトイレの場所を伝え、採尿の手順を説明します。
「トイレ」には「bathroom」を使いました。英語圏では、ほかにも「restroom」が一般的に使われます。
「トイレはあちらです」は「there is a bathroom over there」を使いました。
「over there」は「あっち」や「向こう」という意味です。
採尿をお願いするときには、「please get your urine sample」や「please collect your urine」などを使います。
今回は、数滴の尿が必要な妊娠検査キットを使用する場合を想定しました。
「A little is fine. We only need a few drops of urine」を使い、カップいっぱいの検体は必要ないことを伝えています。「数滴」は「a few drops」を使いました。
本日のマメ知識
「tubal ligation」にご注意ください
「tubal ligation」は、日本では卵管結紮と呼ばれる避妊手術です。日本ではあまり一般的ではありませんが、アメリカでは家族計画(family planning)としてかなり普及しています。ただし、妊娠の可能性が100%否定できるわけではありません。tubal ligationの手術歴があっても、妊娠検査は必要です。
次回は、アレルギーとその反応を確認するフレーズを紹介します。
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