
血液ガスデータをケアに活かしている?
今回、アンケートに協力してくださったのは、年代は20歳代が約40%、30歳代が30%を占め、80%が病院勤務のナースたち。
はじめに、「血液ガスデータをケアに活かしていると思いますか?」の質問には、「はい」が38%、「いいえ」が35%、「どちらともいえない」が27%という結果に。血液ガスデータをケアに活かしている人が1/3いることがわかりました。これは多いといえるのか、少ないといえるのか!?
Q1.血液ガスデータをケアに活かしていると思いますか?

※アンケート実施日:2012年6月4日(n=216)
さらに、「血液ガスを難しい、わからないと思いますか?」の質問には、75%のナースが「はい」と答えました。ケアに活かしてはいるけれど、やはり理解するのは難しい!というのがホンネでしょうか。
Q2.血液ガスを難しい、わからないと思いますか?

※アンケート実施日:2012年6月4日(n=216)
次ページでは、実際に読みたい記事についてのアンケート結果を紹介します。
血液ガスについて、何が知りたい?
次に、「血液ガスの記事で読みたいと思う記事は?」という質問をしてみました。結果は、「患者さんの全身状態を評価する血液ガスデータの見方」が1位。以下、「血液ガスデータのケアへの活かし方」「血液ガスデータと呼吸機能の関連」「血液ガスデータと腎機能の関連」が続きました。
Q4.次の記事のうち読みたいと思う記事はどれ?(複数回答可)

※アンケート実施日:2012年6月4日(n=216)
さらに、その記事を読みたい理由について聞きました。代表的なコメントをいくつか紹介します。
●PaO2とSaO2との違いや関係が、勉強したときにはちゃんと理解できているつもりになっているが、あとから考えるとまたわからなくなってしまっている。
●あまり腎機能と血液ガスをむすびつけてアセスメントしたことがなく、腎機能の関連が知りたいから。
●データと状態の評価を関連付けて理解することで、どのような状態になりうるか、そのための観察やよりよい看護ケアの方法を検討することができると思うから。
●データが正常範囲内か否かは判断できても、それがどういう意味を示しているかがわかっていないから。
●勤務先では使用頻度は少ないですが、血液ガスデータの意味することがわからないままで看護ケアをしていることがあるから。また、最近アシドーシスの診断で入院してきた患者がいたから。
●ここ最近、重症度が高かったり人工呼吸器管理を要する患者を担当する事が多いので全体的に捉えられるようになりたいしアセスメント能力を高めたい。
一般病棟では、「今は必要ない」と感じているナースも多いはず。でも、最後の2つのコメントに象徴されるように、いつ何時、呼吸状態のよくない患者さんを担当するかわかりません。
肺炎やCOPD、糖尿病など、血液ガスデータがアセスメントの指標になる疾患を抱える患者さんは増加しています。呼吸器専門の科にいなくても、血液ガスデータのみかた、ケアへの活かし方を知っていてソンはありません。血液ガスデータに強いナースを目指しましょう!
ナース専科マガジン10月号の特集は「血液ガスデータがわかる!」。元素記号や計算式など難しくとらえがちな血液ガスをナースの視点からわかりやすく解説しています。
\ この記事をシェアする /














