
不安な看護実習…先輩たちの体験談をお届けします!
基本データ
実習の領域: 成人(終末期)
実習先診療科: 呼吸器科
実習先病院規模: 私立病院
受持患者の主疾患: 大腸がん
実習に行った学年: 2年生
実習に行った年: 2013年
実習に向かう前
不安だったこと・事前学習でしていたこと
事前情報だけでは、分からないことが多く、想像を膨らませて不安でいっぱいながら、病態(治療・合併症・成り行き)の事前学習をした。
終末期なので、エンゼルケアの学習。
特に意識した解剖生理・検査値・病理・疾患のポイント
進行度、治療、血液データから、どのような症状があり、どのような援助が必要かを導き出すことがポイント
■次は、実際に実習に行ってからのレポートになります→
実習中
事前学習の中で、実際使ったこと
治療法・合併症と成り行きを知ることで関わりを導く。
事前学習の中で、実際使わなかったこと
エンゼルケア(使わなかったが必要な学習であるため無駄ではない)
意外だったこと、予期しなかったこと、やってみて初めて気づいたこと、追加で必要になった学習など
症状看護の勉強が必要。例えば、便秘は絶対に学習しておいて損がない。臨床でもかなり頻繁に使う。
実習を振り返って
他の領域の実習と比較した「きつさ」の程度とその理由
もっともきつかった
患者さんががんの末期で積極的な治療は行っておらず、今回の入院は痛みが増強し、疼痛コントロールの為の入院。痛みが辛く、自殺企図のある患者さんだった。そのため、頻回な訪室と傾聴を行った。
患者さんの自殺してしまいたいくらい辛い思いを受け止め、自分の素直な思いを伝えることで、患者さんと供に明るく笑いあえるようになったこと。それまでの課程、受け止めることが精神的に自分を強くしたと思う。
また、自分は死を目前とした人(患者さん)と過ごす時間の尊さを感じ、看護師は、その大事な時間を供に過ごす存在という責任の重さを感じた。
事前にしておくんだった・こうするんだった、ということ
患者さんによって様々な背景があるため、患者さんが決まってから、たくさんコミュニケーションをとることが大事。事前は基礎的な病態で大丈夫。
この実習を振り返って
今でも、この患者さんは大切な存在。現在は実習先に就職し、その病棟に希望して配属されています。この時、たいへんだった思いからがんの患者さんと過ごす貴重な時を自分の精一杯の誠意で看護したいと感じ、今、患者さんたちに関わっています。
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