佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
外国人患者さんのバイタルをスムーズにとるために「これだけは知っておきたいフレーズ」を紹介します。今回は、血圧編(5)です。

本日のフレーズ
「反対の腕でも(血圧を)測らせてください。楽にしてくださいね」
血圧の高かった患者さんに、左右差がないか確認しましょう。緊張しているのかもしれませんね。リラックスを促す声かけも忘れずに!
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
I am going to take your blood pressure in the both arms.
Please nice and relax.
ここでは、「Let me take~」の代わりに、「I am going to take」を使いました。どちらも同じ意味なので言いやすいほうを使ってくださいね。
さて、「反対の腕でも血圧を測る」=「両方の腕で血圧を測る」ので、「take your blood pressure in the both arms」を使いましたよ。もちろん、右腕/左腕と丁寧に説明してもOKです。
例えば、
I am going to take your blood pressure in the right (left) arm as well.
「右腕(左腕)も測りますね」
「楽にしてください」は、日本人に馴染みのある「nice and relax」を使いました。「いい感じでリラックスして」=「楽にしてください」といったところでしょうか。このフレーズは、レントゲンや心電図など、いろいろな場面で使えますよ。

「反対の腕」を直訳して、「the opposite arm」としても間違いではありませんが、ちょっと堅い感じです。それよりも、「right arm/left arm」や「both arms」のほうが簡単でわかりやすいですよ。

Quick Lesson-本日の豆知識
「Arm」は肩から指先までを指しますが、そのうち、手首から指先までは、ご存知のとおり「Hand」です。
ちなみに、「利き手」のことは何というかご存知ですか? 辞書には、「Dominant hand」と載っていますが、実際に耳にすることはあまりありません。
よく使われるのは「右利き」=「Right-handed」、「左利き」=「Left-handed」です。
日本人の約12%が「Left-handed」といわれていますが、アメリカ人はというと約10%だそうです。でも、よく左で字を書いているアメリカ人を目にします。実は、両利きが28%もいるそうですよ。
また、オバマ大統領から過去12人のアメリカ大統領のうち、「Left-handed」は6人もいるそうです。やはり天才肌は「Left-handed」に多いのでしょうか?
次回からは「脈拍を測定するときのフレーズ」のレッスンです。
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