療養上の注意点から治療へのインフォームドコンセントまで、看護師が患者さんに何かを伝えなければならない場面は多いもの。
それだけに 「うまく伝えられなかった・・・」という経験も多いことでしょう。
ここでは、ナース専科コミュニティ会員へのアンケートから実際に起こった「伝わらなかったケース」を紹介。どこが問題だったのかを一緒に考えてみます。
今回の相談
糖尿病による血糖コントロールを目的として入院してきた患者さん。
生活改善のための生活指導を行っていますが、「食べたいものを食べて、やりたいことをやって死ぬ」と言い張り、改善が一向に進みません。
どんなかかわりを心がければよいですか?
1.患者さんの言葉に翻弄されない
患者さんからこのようなことを言われてしまうと、看護師としてはショックを受けて動揺したり、やる気をなくしたり、なかには「てこずる患者さん」とレッテルを張ってしまう人もいるかもしれません。
まずは患者さんのこのような態度に、看護師は翻弄されない、言葉の表面だけにとらわれないことが大切です。
患者さんがなぜそう思うのか、このようなことを言うのかを考えてみましょう。
もしかしたら患者さんは、「これまでに言われたことをやってはみたけれど、血糖値は改善しなかった」や「合併症が出てきてつらい」などの心理状態から、ついこのような言葉が出てきたのかもしれません。
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