運動を続けるためには、目標を設定することが大切です。しかし、目標自体が適切でなかったり、目標を達成することにこだわりすぎると、逆に挫折感を味わうことにもなります。
患者さんにとって適切な目標であるかどうか、適宜見直しながら継続していけるようなサポートをしましょう。
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ケース13 運動の目標設定がうまくできない!
運動の目標設定がうまくできないときはこうする!
運動療法に限ったことではありませんが、療養生活で大切なことは、数値ばかりでなく行動を目標にするということです。
例えば、運動療法によって血糖値を20mg/dL下げる、あるいはHbA1cを2%下げるといった数値目標を掲げると、それが達成できないとき、患者さんは大きな挫折感を味わい、自分を責めてしまいます。しかし、これが1日2回散歩に行くという行動目標であれば、実行できない場合、問題点は目標にあったと考えられます。そして、その目標を見直し、新たな目標を設定できるようになります。
たとえ目標が達成できなかったときでも、その失敗は次の目標へとつなげることができ、患者さん自身も意欲を失うことが少なく、新たにモチベーションを高めやすくなります。
また、このような行動目標であれば、患者さんと医療者が共有しやすく、「頑張っていますね」「すごいですね」と医療者側から声かけをすることができ、周囲が見守っているというメッセージを送ることもできます。周囲からのサポートを実感することで、患者さんは勇気付けられ、目標を達成しやすくなります。
このケースの原因をチェックしよう!
□現在、設定されている目標は数値によるものである。
□「行動目標」を知らない。
□運動メニューが適切でない。
続いては、運動療法について説明します。
運動の種類と効果
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