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第12回 母乳は虫歯の原因? 1歳になったら母乳は辞める!?のサムネイル画像
取材
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梅﨑 淳子(うめざき じゅんこ)

嘉麻赤十字病院 看護部長、医療社会事業部長、認定看護管理者

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本連載では、医療人として、母親として理解しておきたい母乳育児について、第一人者である水野克己先生が解説します。


母乳を辞める!?

母乳育児を長く続けていると、歯の問題を避けることはできません。
補完食(離乳食)の進んだ子どもには、まわりから「母乳を続けていると虫歯になるからやめたら?」と言われ、困惑してしまうお母さんも多いことでしょう。
今回は、本当に母乳は虫歯をつくるのか、そして、食事をしながら母乳をあげるにはどのような工夫ができるかを考えてみましょう。

虫歯のできる仕組み~母乳は原因ではありません~

一般的には「母乳」自体は虫歯の原因にはならないといわれています。また、虫歯菌(ミュータンス菌)がいるだけでも虫歯にはなりません。
虫歯は、何かを食べたあとの食べかすが口の中に残り、これを餌に、虫歯菌が「酸」をつくって歯を溶かすことによりできるといわれています。特に食べ物の中に砂糖が入っていると、酸がたくさんできて、どんどん歯を溶かしていくことになります。

では、どうして母乳を続けていると虫歯になるといわれるのでしょう。

そもそも、母乳には乳糖は含まれていますが、虫歯の原因となる砂糖は含まれていません。しかし、砂糖と母乳がドッキングすると、虫歯の原因の1つとなるため、母乳以外の食べもの、飲み物を取るようになったら母乳をやめるように言われてしまうことが多いのです。

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