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用語の説明

活動耐性低下とは、必要な日常活動または望ましい日常活動を完了するには、持久力が不十分な状態1)を示す。呼吸機能の低下や筋力の低下、疼痛、長期臥床などさまざまな要因がある。

活動耐性低下によって、活動時の呼吸器系の異常、心電図の異常所見などを含む循環器系の異常、またはこれらに伴う自覚症状などが生じる。

看護診断では「活動耐性低下」と「活動耐性低下リスク状態」は区別されている。活動耐性低下は実在型(すでに生じている問題)であるため、実際に「活動耐性の低下」がみられる状態、活動耐性低下リスク状態はリスク型(患者さんが抱えている課題や家族との関係性などに潜在する問題)であるため、「活動耐性低下」に陥る可能性のある状態を表している。

また、活動へのエネルギーが不足している「活動耐性低下」と、身体的・精神的な疲労により活動する意欲が低下している状態の「倦怠感」も異なる看護診断となる。

看護師は活動耐性低下による日常生活やQOLへの影響を観察し、援助できる看護計画の立案が必要である。

用語を使用した例文

  • 肺がんの術後に呼吸機能低下によるガス交換障害があり、活動耐性低下を生じている患者さんの看護計画を立案した。

引用・参考文献

  • 1)T.ヘザーハードマン,編:NANDA-I 看護診断.NANDA-I 看護診断 定義と分類 第12版.医学書院,2021年,p.255

執筆・監修者

林 洋

東京有明医療大学

監修

山﨑博貴

執筆

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