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用語の説明

医療安全とは、医療の過程全体において患者さんの安全を確保するための概念をいう。

これには、医療ミスの予防、薬物の適切な使用、感染症の拡大防止などが含まれる。

医療安全の確保は医療政策における最も重要な課題の一つです。

患者の安全を最優先に考え、その実現を目指す態度や考え方としての「安全文化」を醸成し、これを医療現場に定着させていくことが求められています。

医療安全を確保するためには、行政、医療機関、医療関係団体、教育機関や企業、さらに、医療に関係する全ての方が各々の役割に応じて医療安全対策に向けて積極的に取り組むことが必要です。

医療機関における医療安全に関する考え方について、全ての医療従事者を対象に「基本的な要項」がまとめられている。

【安全な医療を提供するための10の要点】

(1)根づかせよう安全文化 みんなの努力と活かすシステム

(2)安全高める患者の参加 対話が深める互いの理解

(3)共有しよう 私の経験 活用しよう あなたの教訓

(4)規則と手順 決めて 守って 見直して

(5)部門の壁を乗り越えて 意見かわせる 職場をつくろう

(6)先の危険を考えて 要点おさえて しっかり確認

(7)自分自身の健康管理 医療人の第一歩

(8)事故予防 技術と工夫も取り入れて

(9)患者と薬を再確認 用法・用量 気をつけて

(10)整えよう療養環境 つくりあげよう作業環境

看護の場面においては医師の指示の下で直接患者にかかわることが多いため、看護師の医療安全に関する意識が患者の安全に直結する。このため、看護師は医療安全についてよく理解し、患者が医療行為から生じる不必要な危険や害を避けられるようにするとともに、提供できうる最良の治療結果を得られるように支援することが求められる。

厚生労働省の提言を基に、多くの医療機関が独自の医療安全に関する取り組みを行い、医療安全に関する委員会等に看護師が参加しているケースも多い。

執筆・監修者

林 洋

東京有明医療大学

監修

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