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第2回 「吸引はしなくて大丈夫」と言う患者さんへの対応のサムネイル画像
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石川 環(いしかわ たまき)

岩手県立大学大学院看護学研究科 博士前期課程

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小島 直樹(こじま なおき)

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看護師が吸引で困難を感じたことがある上位5つのケースについて、具体的な解決法を紹介します。どこに問題があるのか、あなたの体験した吸引の「困難ケース」について、じっくり再考してみませんか?


攻略法1 吸引の必要性を確認してみよう

看護師から見ると痰が溜まっていて苦しそうでも、患者さん自身は「吸引はしなくて大丈夫」と言うケースは確かにあります。特に高齢の患者さんの場合は、痰が溜まりやすいという自覚がない人もいて、例えば、実際は飲み込んでしまっていながら、「大丈夫」と考える人も多いようです。

そもそも吸引は侵襲性の高い処置ですし、患者さんが自力で排痰できるのであれば、吸引しないに越したことはありません。そうとすれば、その吸引は、本当に必要なのでしょうか? その都度、看護計画に沿ってアセスメントを行い、吸引を実施しているでしょうか?

本来ならば、ラウンドごとに痰の貯留を確認し、排痰ケアの要不要を判断するべきです。その点が行き届いていないために、看護師の側に、「吸引しなくて、大丈夫だろうか?」という疑問が出ているように思います。

吸引が必要かどうかアセスメントする

まず、本当に吸引が必要かどうかをアセスメントしましょう。吸引が必要となる条件は、

  1. ●気道が痰によって狭窄・閉鎖している
  2. ●患者さん自身が咳嗽によって痰を喀出できない
  3. ●痰の貯留部位が吸引できる範囲にある

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