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シュワルツ 史子

神奈川県立がんセンター がん看護 専門看護師

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瀬畑 善子

神奈川県立がんセンター 乳がん看護 認定看護師

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IN/OUTバランスが崩れると、さまざまな症候があらわれ、何らかの治療が必要になってきます。
IN/OUTバランスと関係の深い病態である嘔吐・下痢への理解を深め、的確なケアに結びつけましょう。


嘔吐・下痢の主な原因疾患

嘔吐を来す主な疾患

  1. 感染性胃腸炎
  2. 頭蓋内圧の亢進
  3. 急性心筋梗塞

私の所属している救命救急センターでは、手術後で腸が動かない人や、鎮静剤や筋弛緩剤で腸管蠕動が止まったため嘔吐する人など、治療行為に合併した嘔吐も経験します。

下痢が起きる疾患

  1. ●胃腸炎
  2. ●炎症性腸疾患
  3. ●タンパク漏出性胃腸症

などがあります。また、中毒にはあえて下剤を入れて体外へ排泄させる必要があるため、医原性の下痢もあります。

嘔吐・下痢の検査と治療

経口摂取ができればよいのですが、嘔吐・下痢をしているとなかなかできないため、やはり輸液治療が有効です。

嘔吐では、胃液が失われます。胃液は塩酸であり、H+イオンとCl-イオンが失われ、代謝性アルカローシスになるため、クロール(Cl-の含有量が多い生理食塩水で補正していくことになります。

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