佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人の患者さんがやってきた! あなたは、自分から不安を抱えた患者さんに英語で話しかけられますか?
ここで紹介するフレーズは、教科書通りの堅苦しい英語ではなく、実際にアメリカの医療現場で使われ、患者さんにもすんなり伝わる簡単な表現です。ポイントは、Simple is BEST!
不安を抱える外国人患者さんに対応できますか?
2020年の東京オリンピック開催が決まり、再び世界の目が日本に向かい始めています。この勢いに乗り日本は、2020年までに「外国人観光客2000万人」をめざします。日本全国で外国人の心をつかみ、日本の魅力を伝える取り組みが今後いっそう活性化することでしょう。
一方で、海外メディアでも心配されるのが日本人の「英語力」です。異国の地で急な病気やケガで苦しみ、不安を抱えた外国人患者さんに医療職がきちんと対応することは、「安心・安全な観光地」を目指すうえで欠かせません。
現場で自信を持って外国人患者さんに対応できるようになるために、「これだけは知っておきたい看護師のための医療英語」のレッスンを始めましょう。

本日のフレーズ
「こんにちは。今日、担当する佐藤です」
病棟では、患者さんとまずこのあいさつから始まりますね。さて、あなたはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Hi, nice to meet you. I am SATO. I am your nurse today.
はじめて担当する時には、まず“あいさつから”はどこの国も同じです。「Nice to meet you(はじめまして)」と笑顔で握手をするのもいいですよね。この表現は病院にかかわらずどこでも使えます。
また、別れ際には「Nice meeting you」を使いましょう。「会えてよかったです。またね~」といった感じの決まり文句です。
担当が2回目以降の場合には、「Hi, how are you? I am SATO. I am your nurse today (体調はいかがですか? 今日担当する佐藤です)」で自然なあいさつになります。
「担当」という言葉を無理に訳そうとして「in charge of」などの言葉を使わなくても、「I am your nurse」で十分伝わりますよ。ポイントはSimple is BESTです。

Quick Lesson-勤務形態に関する英単語
- day shift - 日勤
- night shift - 夜勤 アメリカでは『Night Shift』というドラマが放送されています。その名の通り夜勤帯の病院ドラマです。
- graveyard shift - 深夜~朝8時勤務の深夜勤 「graveyard」は「墓場」の意味です。この時間帯は墓場のようにシーンと静まり返っていることが由来という説があります。 深夜勤の看護師さんは「Graveyard?」と聞かれることがあるかもしれません。この場合は、「墓場?」ではなく、「深夜から朝8時までの勤務?」と聞かれていますよ。 ちなみに、「grave condition」は「危篤状態」です。墓に限りなく近い状態という意味からでしょうが、けっこうストレートですよね。
次回は「体の具合を聞く」レッスンです。
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