佐藤まりこ
執筆者の記事一覧
外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
輸液は、体液の管理・栄養の管理・薬剤の投与や緊急時の血管確保などの目的で使用し、外来・病棟ともに使用頻度の高い処置です。静脈留置針の穿刺は痛みを伴うため、患者さんに一つ一つ手順を説明し、緊張を和らげながら点滴をはじめることが大切です。
そこで、これだけは知っておきたい! 点滴をはじめるときに必要なフレーズを紹介します。
本日のフレーズ
「お薬、アルコール、ラテックスやテープなどのアレルギーはありませんか?」
抗菌薬を投与する際など、アナフィラキシー対策としてアレルギー歴の問診が必要です。
補液目的でも、使用するテープなどにアレルギーがないか確認しましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
A Good Example-オススメのフレーズ
Do you have any allergies to drugs, latex, tapes, or alcohol?
短い一文ですが、カタカナ発音では通じない言葉が3つあります。
まずは、「allergy」です。
「アレルギー」は、通じません。
「アラジー」が、英語の発音に近いでしょう。
次は、「latex」です。
「ラテックス」は、通じません。
「レイテックス」が、英語の発音に近いでしょう。
最後は、「alcohol」です。
「アルコール」は、通じません。
「アルコホール」が、英語の発音に近いでしょう。
「アレルギーはありますか?」には、「Do you have any allergies to ~」を使いました。
「to~」の後には、アレルギーの有無があるか確認したいものをもってきます。
例えば、
• Do you have any allergies to antibiotics? (抗生剤のアレルギーはありますか)
• Do you have any allergies to metals?(金属類にアレルギーはありますか)
• Do you have any allergies to food?(食べ物にアレルギーはありますか)
Quick Lesson-本日の豆知識-
アメリカ人に多い薬のアレルギーは?
アメリカ人の患者さんに問診をしていて、特に多いなぁ~と感じる薬のアレルギーがあります。
例えば、ペニシリン系抗生物質(Penicillin/Amoxicillin)
・サルファ系抗生物質(Bactrim)・モルヒネ(Morphine)・ヨード造影剤(Iodine agent) などです。
日本人に比べて、アメリカ人は薬のアレルギーが多いように感じます。日本人には馴染みのない薬も多いので、アレルギーの問診は慎重を心掛けてくださいね。
次回は、点滴を始める腕を決めるフレーズを紹介します。
\ この記事をシェアする /
















