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誤嚥性肺炎の患者さんのリスク因子評価と予防のサムネイル画像
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千葉宏紀(ちば ひろき)

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誤嚥性肺炎を繰り返す患者さんの肺炎予防の観点も含めると、リスク評価は重要

個人の意思やQOLを考慮した肺炎治療を行う場合も

高齢者において誤嚥のリスク評価を行うことは重要です。医療者は、市中肺炎CAP)、医療・介護関連肺炎(NHCAP)では、まず疾患終末期や老衰状態ではないかの評価に加えて、誤嚥性肺炎を繰り返す患者さんではないかを評価します。

ただし、誤嚥があっても、必ずしも誤嚥性肺炎を発症するわけではありません。そのため、誤嚥性肺炎については、誤嚥するリスクと誤嚥により肺炎を発症するリスクは別に考える必要があります。誤嚥のリスク因子と肺炎のリスク因子を、表7に挙げています。これらには、ある程度のエビデンスがあり、表7のような症状、疾患を有する患者さんは誤嚥性肺炎のリスクが高く、繰り返し発症するリスクも高いといえます。

誤嚥と誤嚥による肺炎のリスク因子

誤嚥性肺炎を繰り返す患者さんの場合は、肺炎の治療を強力に推し進めるよりも、個人の意思やQOLを考慮して緩和ケアを主体とした治療を行います。また、患者さんや家族の視点から誤嚥のリスクを評価してもらうことは、誤嚥の予防を意識した生活を送る際の重要な情報となります。

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