佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
看護師の問診は、短時間で的確に必要な情報を聞き出し、緊張している患者さんの不安を取り除くことが求められます。
特に、麻酔の必要な検査や手術の前の問診は、患者さんの準備がきちんとできているか、検査や手術に適した状態かどうかを評価する重要な看護行為です。
そこで、これだけは知っておきたい! 検査や手術の前の問診に必要なフレーズを紹介します。 アメリカの病院で実際に使用されている問診シートの内容に沿って、大腸鏡検査(Colonoscopy)当日の問診をテーマに紹介していきます。
本日のフレーズ
「これで検査前の質問は以上です。検査室の準備ができましたら、検査室へ移動しますね。
そのあと、心電図のモニター・血圧や酸素をつけて検査を始めていきます。
今までで何か質問や心配なことはありませんか?」
検査前の問診に必要な項目を質問していきます。今回は問診が終わり、患者さんに次の検査手順を伝えるフレーズです。最後に、今までの内容で質問などがないかも確認します。
A Good Example – おすすめのフレーズ
I think you are all set. When the procedure room is ready,
we are going to transfer you into the room and hook up EKG monitor,
blood pressure cuff, oxygen, and then we will start your procedure.
Do you have any questions or concerns? So far so good?
「これで検査前の質問は以上です」は「I think you are all set」を使いました。
「all set」は、「完了する」「準備ができる」という意味です。
「検査室の準備ができる」は「the procedure room is ready」を使いました。
「all set」と「ready」は、「準備ができる」という同じ意味で使えますが、「all set」のほうが「準備がすべて整った、準備万端」というニュアンスが強いように思います。どちらも日常よく使うフレーズです。
「検査室へ移動します」は「transfer you into the room」を使いました。「transfer ~into」は「~に連れて行く、~に運ぶ」という意味です。ストレッチャーごと検査室に搬送するときにはピッタリのフレーズです。
「(心電図、血圧計、酸素)をつける」は「hook up」を使いました。「hook up」は「~をつける、接続する」という意味です。
「何か質問や心配なことはありませんか」は、「do you have any questions or concerns?」を使いました。
検査前や何かの説明をした後の決まり文句として覚えておくことをおすすめします。
最後に「so far so good?」を加えました。「so far so good」は「今のところ順調」という意味です。この場面では「いまのところ大丈夫ですか? 検査の質問はないですか、準備OKですか?」というニュアンスで使っています。
「so far so good?」は学校の教室でもよく耳にします。
先生が生徒たちに「ここまでで何か質問は?」や「君たちついてきてるか?」など確認したいときに使っています。
次回は、問診が終わり、患者さんから離れるときの気の利いたフレーズを紹介します。
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